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息の合うダンス仲間達だが、全員仲良く催眠にかけてカカシに変えてやる。
いつもの活発に踊ってる子達が、19体そろって静かに佇むシュールな光景。
今後は雨の日も晴れの日も、毎日農作物を見守り続けるんだぞ。

だが、いくらダンスで鍛えているとはいえ、同じ姿勢を維持し続けるのは相当に苦痛なようだ。
強力な催眠によってカカシであり続ける努力をさせられているが、どうしても身体の痙攣が抑えきれなくなり、苦痛と不安からうめき声も漏れる。
ボーっと突っ立ってるだけように見えて、カカシになるのは命がけなのだ。

「うっ…、うぅぅ…」「つらい…」「だれ…か…、たす…け…」
彼女たちの悲痛な声は、人気のない田んぼの中に虚しく消えていくだけだ。

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