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コップを鋭角で傾けられて「ゴボッ」と溺れかけながら
勢い良く流し込まれる水をコントロールもできず
無理やり喉に押し込まれる。
青ざめた顔で
顔を背ける事も足をバタつかせる事さえできずに
必死に近くにいるお母さんに目線で助けを求めたけど
お母さんはそんな私の苦しみに気づいてくれなくて
テレビを見て笑っていて…
Bは必死に「……ご馳走様」と挨拶の言葉を絞り出し、トイレへと向かわされた。
台所ではお母さんが片付けをしてくれている。
いつもなら、余裕がある時は自分で食べた食器は食器洗い機に自分で入れる家庭のルールだった。
しかし、今のBにはそれすらもできなかった。
心の中で(お手伝いもできなくてごめんなさい……)と強い自責の念に駆られながら、トイレを強制的に"させられて"、やっと2階の私室に戻された。
お腹に力を入れられないのに勝手に腸を絞り出されていっぱい出されるのは、とてもつらかった。
満身創痍で部屋に帰ると、お姉さんから渡されていた袋の中から「銀色のケース」を取り出させられて
その中に入っていた注射銃によって、何かの薬品を「プシュッ」と自分の腕に強制的に打ち込まされる。
打ち込まれた瞬間、耐え難い眠気が襲い、Bは溺れるように、夢を見る暇すらなく深い眠りへと落ちていった。
その薬品は回復薬だったのか、毎晩のように続いていた夜中の過激なチューブ吸引拷問やいじわるは、その日は一切なかった。
本当に、久しぶりの平和な夜だった。