• 38法を遵守している者同士に侮辱罪は適用できない
    2023/11/28(火) 23:53:07 ID:dKZJzfQM0
    ネットひぼう中傷 自民調査会 通常国会での法改正も視野に検討
    2023年11月28日(火) 18時31分 NHK
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231128/k10014271301000.html

    ネット上のひぼう中傷をめぐって、自民党の調査会は、対策を急ぐべきだとして、来年の通常国会で必要な法改正を行うことも視野に検討を進めていくことになりました。

    自民党の情報通信戦略調査会は2023年11月28日(火)、会合を開き、インターネット上のひぼう中傷対策について議論しました。

    冒頭、会長を務める野田元総務大臣は「ネット上でひぼう中傷の被害者になると、対応には専門的な知識が必要で、訴訟にはお金と膨大な時間がかかる。被害者に負担がかからない対策を早急に考える必要がある」と述べました。

    また、会合には、東京 池袋の暴走事故で妻と娘を亡くし、交通事故防止の活動を行う中、ひぼう中傷を受けた松永拓也さんが出席し、SNSなどの事業者に投稿の削除を求める際に利用できる分かりやすい窓口を作ってほしいなどと訴えました。

    これに対し、出席した議員からも「被害者の声を踏まえ、しっかりと取り組むべきだ」といった意見が相次ぎ、調査会は来年2024年の通常国会で必要な法改正を行うことも視野に検討を進めていくことになりました。

    ネット上のひぼう中傷をめぐっては、総務省の有識者会議が、SNSなどの事業者に対し、要請に応じて削除を行うかどうか1週間程度で対応するよう求める案をまとめています。




    自らを誹謗(ひぼう)中傷した男に有罪判決が言い渡された後、会見する松永拓也さん=2023年1月13日(金)午後3時28分、東京・霞が関、村上友里撮影

    池袋暴走の遺族を中傷、男に有罪判決 「侮辱の意図ない」と無罪主張
    村上友里
    2023/1/13(金) 13:38 朝日新聞デジタル
    https://www.asahi.com/sp/articles/ASR1F3W0ZR1DUTIL03B.html

     東京・池袋で2019年に起きた車の暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(36)を、ツイッター上で誹謗(ひぼう)中傷したなどとして、侮辱罪などに問われた無職の油利(ゆり)潤一被告(23)=愛知県扶桑町=の判決公判が2023年11月13日(金)、東京地裁(安永健次裁判官)であった。判決は「被害者の心情に一切配慮せず、一方的に社会的評価をおとしめた」として、侮辱罪について求刑通り拘留29日を言い渡した。

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     被告は、東京・秋葉原などで殺傷事件を起こすと思わせる投稿を昨年2022年8月にしたとして偽計業務妨害罪でも起訴されており、判決はこちらについては懲役1年執行猶予5年(求刑懲役1年)とした。

    松永さん「言葉で人を傷つけないで」

     判決によると、油利被告は昨年3月、松永さんのツイッター投稿に対し、松永さんの妻子の実名にも言及しながら、「金や反響目当て」「男は新しい女作ってやり直せばいい」などと返信した。

     侮辱罪について、被告は公判で、投稿自体は認めた一方、投稿は別の事故の遺族について述べたもので「松永さんを侮辱する意図はなかった」などと弁解し、無罪を主張していた。だが、判決は投稿内容などから被告が松永さんを侮辱しようと考えて投稿をしたと認定した。

     投稿は、侮辱罪が厳罰化された昨年2022年の改正刑法の施行前のもので、当時の法定刑は「拘留(30日未満)か科料(1万円未満)」だった。

     松永さんは判決後の会見で、「判決の量刑についてほぼ希望通り。非常に重く受けとめていただいた」と話し、「被告には今後、言葉によって人を傷つけることはしないでほしい」と語った。(村上友里)
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