• 349社畜
    2022/12/04(日) 22:26:37 ID:jZ97Db.Qi
    僕ワキ⑤

    おかしい…。おかしすぎる…!
    意見箱投函からもう1ヶ月は経過するぞ…?
    相変わらず、はざーどから酸っぱい匂いが継続中!

    さすがにおかしいと思った社畜は職員下駄箱にある
    意見箱の隙間からどうにか頑張って中を覗いた。
    (某おもちゃアニメ Mr.ジャガイモ頭の取れる目
    みたいな方法で覗きました。嘘です。)

    ワシの紙あるやん…全然回収されてないやん。
    しかもワシのだけしかないやん…皆意見ないやん…。

    「…何してるの」

    ゲッ!!!

    そこにはセカンドが怪しい目でこちらを見ていた。

    まずいまずいまずい。
    これでは意見箱の中の紙を書いたのは社畜だと
    バレてしまう…。

    かといって適当な嘘をついたとしても、いずれ墓穴を
    掘ってしまう可能性はかなり高い…。

    「ねぇ…何してたの?それ意見箱だよね?」
    キツい目線で社畜に問いただすセカンド。

    圧が!圧が凄いんじゃ! だから皆から恐れられる!
    ええい!もう開き直るわ!!

    「副リーダー! 仕事を全うしてくださいよ!
    私の悩みを意見箱に投函してからもう1ヶ月です!
    今私は痺れを切らして、意見箱から私の意見を回収
    しようと思いました。なので鍵を開けてください。
    お願いします!」

    「ぇ…あぁ。悪かったね…。今回収するから…」
    「ダメです!私の意見は私が処分します!
    鍵を開けてください!!」

    本気の顔で副リーダーにお願いをする社畜…。

    結果、回収は成功。
    シュレッダーに意見紙を食べさせ、一件落着。
    セカンドは少し反省した表情だったが気にしない。
    1歩間違えたら社畜はHENTAIになるところだった。

    だがそれからしばらく経ってから、本物のHENTAIに
    出くわしてしまうことを はざーどはまだ知らない…

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