• 665社畜
    2024/01/06(土) 19:51:36 ID:KGtXnTE.i
    そして物語は突然動き出す…。

    真性・社畜物語 「組織崩壊編」 ①

    「せーりさん!? 陰ちゃんのことちゃんとみてくれてます?? もし放ったらかしにしたら、前に辞めた頭おかしくなった職員の二の舞ですよ??何のために私達がここに来たのか理解してます?」

    陽ちゃんが職員室で休憩している「せーり」に対して圧をかける…。

    「陽ちゃん…。はぁ…。もういい加減にしてください…。陰ちゃんはしっかり責任持って、私達が育てますので…」

    せーりの口調は変わらず穏やかだが、顔が引きつっている。明らかに感情と態度がアンマッチだ。セカンドだったら、こんな生意気な後輩は拳で再教育するだろう…。


    しかしもうセカンドはそこにいない…。


    「いつもそればっかり! ねぇ、陰ちゃん?嫌なことない?大丈夫?」

    陽ちゃんが患者カルテを眺めている陰ちゃんに対して心配をする。

    「…今のところは…。大丈夫。リーダーの迷惑になるから…陽ちゃんは陽ちゃんのフロアに戻った方がいいと思う…」

    陽ちゃんとはテンションが対象的な陰ちゃん。
    正に陰と陽。

    「そんでね、あそこの居酒屋まだタバコ吸えるんだって〜えへへ〜。あ、陽ちゃんじゃん!また来たの?? 今度飲もーよ〜」

    ちょっと面倒な雰囲気なのに、更に面倒なラッパー率いるラッパー軍団(武道・ドラちゃん)が職員室にIN。

    続いて…

    「せー、…リーダー。あの…。あ。やっぱなんでもない」

    「現」リーダーに恐らく用事があったけど、職員室の中身をみて気まずくなり反射的に逃げた「元」リーダーのバリカン。

    「バリカンさん、そこはもっと自信を持って良いかと…。私から見たらバリカンさんが1番仕事ができる人に見えますよ。さぁ、ほら…もっと堂々と…」

    ヤタガラスがバリカンの肩を押すようにして、半強制的に職員室にINする。
    その光景を遠目から見守る「はざーど」

    かなりゴチャゴチャしているが、一応主要キャラに近い人物たちは集まった…。

    そしてバリカンから衝撃の一言が…

    「あの…本日付けで、わ、…私が副リーダーになります…よろしく……お願いしま…す…」


    NEXT▶︎
    なんだこの「エ○ァQシンジ君」みたいな全員置いてけぼりなストーリ展開は…
    次回「そもそもな話」に続く

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