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爆ギレカントリー⑤ 「かえでという存在」

何故バリカンがリーダーになったのか?
カントリーのご要望…社畜が代わりに答えよう。

これは数年前の出来事である、時は夏、夕暮れ時。

「リーダー!すみません!もう少しで上がれます!」
バリカンが職員室のゴミをゴミ袋にまとめている。

「慌てなくていいよー! ていうかそれ、引き継ぎに任せておいていいのにー。バリカン真面目すぎ〜」

その通り!な事を言うのは当時のリーダー「かえで」
社畜の職場内でのガチな初恋相手である。
おまけにう○こ拝借
かえでのユニフォーム着てパ○ンコ
などのHENTAIにも目覚めさせてくれた恩人だ。

「いや…、人に迷惑かけるのはちょっと…」
と、少し戸惑っているバリカン。
偉いんだけど、何か…こう…イラつくのよね…。

「まぁねー。でもお互い支え合いだからさ!
でも仲間を待たせるのも良くないよー??」
そう言い、かえでがフロアの出口に向かい指を指す。

そこには後に信者となるガーディアンやチェルシー、
そして宿敵になる前のラッパー、おまけにイケメン君などなど……。
多数の職員がバリカンのことを待っていた。

そう、
今日はかえでが主催する
「サプライズバースデーパーティ」の日だ。

「やべっかえで!時間やばいから俺先行ってるわ!」

会場の居酒屋を予約していたイケメン君、走る。
できる男は違うね…。
それに比べて社畜はかえでの腕をジーッと見つめて、剃り残しが無いかをまじまじと観察する始末。

しばらくして無事処理の甘い部分を発見して、股間を熱くすることに成功した社畜。
会場まで歩く道のりで冷却しなければ…。

そんな道中、かえでがボソッと呟く。
「喜んでくれるかな…。肉付きさん…。」

君が喜ぶ顔を見ると社畜も嬉しいよ。
だから約束しよう。
このバースデーパーティは絶対に成功させる。

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