• 218社畜
    2023/03/18(土) 12:10:36 ID:HV0RfYjUi
    爆ギレカントリー⑫ 「解散」

    …………。
    BOSSを含めた全員がフリーズする。

    「あ……いや、BOSSに言ったんじゃなくて…」
    いやBOSSに言ってたよカントリー…。
    しっかり刃向かってたよカントリー…。

    《はい解散。》

    そう言いながらBOSSは職員室を出ていく。

    「ぁ…、すみません!カントリーに謝らせますから!」
    そう言いながらBOSSの後を追うバリカン。

    「お前ら!何したのか分かってんのかよ!ったく!」
    捨て台詞を吐きながらBOSSを追いかけるバリカンを追いかけるチェルシー。

    続々と職員室を出ていく社畜病院メンバー。
    残っているのはカントリー、セカンド、ガーディアンそして社畜だけだ。
    (社畜はほぼ空気的存在である)

    「先輩…ガーディアンさん、私…」
    カントリーが反省の表情をしている。

    「落ちこぼれなのにやるねー。その度胸はどこの誰に似たんだか…。フフッ」
    ガーディアンがセカンドを横目でからかいながら言う

    「……」
    セカンドが少しムスッとする。

    プルルルル。職場室の内線電話が鳴る。

    「…はい職員室ガーディアンです。…分かりました」
    受話器を置くガーディアン。
    「セカンド、BOSSが『来なさい』だって」

    「……うん」
    遂にはセカンドも職員室を後にする。
    カントリーは申し訳ない表情でセカンドを見送った。

    残ったのはガーディアン、カントリー、社畜の3人。

    「ふぅ……。代わりに答えるけどねカントリー?
    確かにあなたの言うとおり、当時はセカンドが新しいリーダー候補だったの…」

    ガーディアンは語り出す…。

人気の記事