• 222社畜
    2023/03/18(土) 22:37:16 ID:UzzWzwLQi
    爆ギレカントリー⑮ 「そして交渉」

    「………。難しいねぇー。おばさんの話術の問題かな」
    ガーディアンが頭をポリポリしながら言う。

    「ガーディアンさんが悪い人じゃないことは分かります!先輩のこと誰よりも知ってますもんね?
    それだけ先輩が頼りにしてるってことですよ!
    悔しいですけど…。負けました!!すみません!」
    潔く謝るカントリー。

    …結局、なんの話???
    ガーディアンもポカンとした表情。

    「それでもリーダーのバリカンさんには謝るつもりはないですから! 色々とすみませんでした! では!」

    後を去るカントリー…。

    ガーディアンは苦笑い…。
    「アハハ…。若いっていいな…」可哀想なガーディアン。

    社畜も謝ります。すみません。
    僕、若い娘が好きなんで!!
    そう思いながら社畜も職員室を去る。

    カントリー、カントリーはきっとあそこに…。
    いつものルーティンではこの時間帯、必ず居るはず…

    あ、いた。

    カントリーが御手洗に入ろうとしている。

    「あ、待って!カントリーさん!!」

    社畜は交渉を試みるのであった。

    爆ギレカントリー編 完結。


    ………………………………………………………………

    「チェルシー先輩、それって……。」

    「ああ。はざーど。もうラッパー達をやるしかない。
    これ以上はリーダーが潰れてしまう」

    「はい…。ガーディアンさんにも一応話は…」

    「しなくていいよ。今回の件で分かった。
    リーダーのことをちっとも思っちゃいないよ。奴は。結局セカンドのお世話がしたいだけ。ほっときな」

    「分かりました先輩。私はセカンドさんに対して嫌悪の感情しかありませんから。 ガーディアンさんにも似たようなものを感じてます」

    「ふん…。セカンド、あいつ肩の関節に指ねじ込んできやがった…。どんだけ場馴れしてるか知らないけどそういうところがムカつく。」

    「いずれセカンドさんにも罰は当たりますよ。
    もしリーダーに直接仕掛けてきたら私が直接罰しますけどね」

    「はざーど、目がガチだね。いいねー。
    ほいじゃ、始めますか」

    『ラッパー制裁編』へ続く

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