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メンタルバキバキ④ 「カタオモイ」

社食が1つ余ってる。

「バリカンが現場にいて食堂までご飯食べに行く余裕ないからさ、職員室まで持ってきてくれない?」

スレンダーから命じられて食堂にきた社蓄。

つまりはこれがバリカンのだな…。よし…。

ポケットから液体タイプのう○ちぶりぶり薬を出す。

通常ならば数滴程度が目安量なのだが…。
バリカンは確か便秘体質という話を聞いたことが…。

(20滴位いっとくか…)

おかずのエビチリ目掛けて、液をチュッチュと噴射。1滴…2滴…3滴…
段々数えるのが面倒臭くなってきた…。ええいっ!
力強く容器を押す社蓄。

ブチャァ… キャップが外れてしまい中身が全てエビチリにかかってしまった。

(これ…大丈夫なのか…)

社蓄でも若干引いたが、もう仕方ない。
と、そこに…
バリカンに恋をしているピュア男くんを発見。

「かくかくじかじかばりばりぶりぶり…」

概要を説明(薬のことはsecret)
忙しいリーダーにピュア男くんから渡してもらえれば好感度アップだよ!という言葉を添えると

「え、いや別に好感度とかそんな気にして…アハッ…」
顔を赤らめるピュア男くん。
いいから早く行けってんだよ…と黒社畜は思う。

「じゃあ届けてきますね!」
食堂を後にするピュア男くん。

1人のテロリストが食堂から放たれてしまった…。

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