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「初めての子ども参観」④

「ほらきた!そうすることでしか解決できない奴!」

煽りながら臨戦態勢をとるチェルシー
唖然とするガーディアンとカントリー
自分の企画をディスられてヘコむ社畜

そして目をバキバキにしながら突進するセカンド。

市民フィスティバルって呪われてるのかなぁ…。
社畜病院の醜態が周囲に晒される覚悟をしたその時!

「ストーーップ!!!」

二人の間に『‎献血にご協力下さい的なボード』が挟み込まれる。

「…!?」 セカンドとチェルシーの動きが止まる。

「形は別としてお互い、しっかりと自分の気持ちを表現できるんだからさ〜。仲良くしなよ〜? それが無理なら続きはせめて病院のロッカーでしてくれない?言ってる意味、分かるよね?」

スレンダーが笑いながら2人に語りかける。
しかし眼は笑っていない。かなり怖い。
セカンドもチェルシーも少したじろいでいる。

「……おかー?」

そして更にもう1人乱入者が現れた。

いや正確には3人だ。

「あーどもどもお世話になってますー」
「あらー!『おかー』いたねぇー!」

セカンドパパ、ママ、そして天使ちゃん参戦っ!!

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