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人権侵害には直ちに対処を(名古屋市・酒井徹)
 
名古屋市のホームレス一時保護所で
性同一性障害者の元の性別を
他の入所者が勝手に言い触らす出来事が去年、有った。
 
被害に遭ったのは私の知り合いだ。
生まれは女だが、
男性ホルモンを打つなどして今は男として過ごしている。
こういう人の元の性別を断り無く言い触らすのは
「アウティング」という人権侵害だ。
 
知り合いは施設側にすぐに対応を求めた。
ただ、
その日は土曜日だった。
土日は相談員が居ないからと
対応は2日後になった(『週刊金曜日』2025年12月12日)。
 
これは性同一性障害者だけの話ではない。
暮らしに困った人が最後に頼るこうした施設を
誰もが安心して使えるかどうかが懸った話だ。
 
市は「配慮が不足していた」と認めた。
研修などを通じて改善するという
(『読売新聞』名古屋市内版2025年12月6日)。
その言葉を守っていってほしい。
(『人民新聞』2026年3月20日[通巻1866号])

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