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〓昨今 『誹謗・中傷』という極めて定義の曖昧な言葉を振り翳して、マルクス共産主義者が資本主義ブルジョア自由主義国(日本)で言論弾圧を策動している。
〓発生日時や証拠物件を提示せず、遠の昔に時効の成立した事案を持ち出して騒ぎ立てる行為こそ正真正銘の『誹謗・中傷』であって、発生日時や証拠物件も提示せず、遠の昔に時効の成立した事案を持ち出して騒ぎ立てる無法者の行為を批判する言論を『誹謗・中傷』とは言わない。
〓法の支配や罪刑法定主義を基本原則として遵守している資本主義ブルジョア自由主義国家に向かって『侵略国家』とか『強盗』などと見当違いの暴言を浴びせるのが正真正銘の『誹謗・中傷』である。
〓一方、資本主義ブルジョア自由主義国家に向かって そのような見当違いの暴言を浴びせる無法国家から来日して、祖国(無法国家)が繰り返す見当違いの暴言に目を瞑る(不作為を通す)居留民の態度を非難する一部の日本国民の言論を『誹謗・中傷』とは言わない。
〓発生日時や証拠物件を提示せず、遠の昔に時効の成立した事案を持ち出すなど著しく偏向したイギリスBBCの尻馬に乗っかって執拗に騒ぎ立て、公然と金品を要求した無法者を野放しにする一方で、(記事を見る限り)たった一度の暴言を投稿しただけで『拘留29日』というのは余りにも不公平だ。
〓マルクス共産主義を産み落とした反ブルジョア革命の国イギリスに かぶれた人間が、喪中であるのを知りながら知人に年賀状を送り付けるとか、告別式を狙った香典泥棒が未だに捕まっていないなど、遺族に対して本事案と同等以上の苦痛を与えて野放しになっている現実も普通に存在する。
〓本事案の被告人(23歳)には秋葉原などで殺傷事件を起こすと思わせる投稿を行った“前科”があり執行猶予中だったという。
〓そして本事案に関して言えば、(記事を見る限り たった一度だけ)「金や反響目当て」「男は新しい女作ってやり直せばいい」などと軽口を叩いたということだ。
〓高齢ドライバーの暴走事故が頻発している昨今、SNSなどで遺族が悲しみを訴えるのは当然の権利だ。
〓但し今回の被告人は偶々23歳の若者だったが、被告人が高齢ドライバーだったら どうだろうか。
〓法に則って運転免許証を所持しているにも拘わらず、本件被害者のSNS投稿を読んだ周囲の人々から露骨に免許返納を迫られたり、陰口を叩かれたり、クルマのキーを隠されたり、嫌がらせや侮辱を受ける蓋然性が高い。
〓通院に車を使えなくなって、通院・治療を諦める高齢ドライバーも出て来るだろう。
〓免許を返納してしまったら入院中の配偶者の見舞に行けなくなる高齢ドライバーも出て来るだろう。
〓高齢ドライバーの暴走事故の遺族が悲しみを訴えるのは当然の権利だが、その結果として免許返納を強いられ悲嘆に暮れる一定数の高齢ドライバーが生まれ、『法を遵守している高齢者に対する侮辱』と感じ悔しい思いをするケースもあるに違いない。
〓『法を遵守している高齢者に対する侮辱』と感じ悔しい思いをすれば、本事案と同程度の軽口を高齢ドライバーが口走る(投稿する)ことは大いに有り得ることだ。
〓従って法を遵守している者同士が相手を批判し合っていると看做される場合に、侮辱罪を適用するのには無理がある。
〓本事案は極めて特殊なケースであり被告人が23歳の若者だったが、同じ投稿が高齢ドライバーによって為される蓋然性の方が一般には高い訳で、その場合 一般的抽象的規範である刑法の侮辱罪を当て嵌めるのは明らかに当を失している。
〓法を遵守している者同士が相手を批判し合っていると看做されるケースに侮辱罪を適用するのは間違いだ。
2023年11月28日(火) 18時31分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231128/k10014271301000.html
ネット上のひぼう中傷をめぐって、自民党の調査会は、対策を急ぐべきだとして、来年の通常国会で必要な法改正を行うことも視野に検討を進めていくことになりました。
自民党の情報通信戦略調査会は2023年11月28日(火)、会合を開き、インターネット上のひぼう中傷対策について議論しました。
冒頭、会長を務める野田元総務大臣は「ネット上でひぼう中傷の被害者になると、対応には専門的な知識が必要で、訴訟にはお金と膨大な時間がかかる。被害者に負担がかからない対策を早急に考える必要がある」と述べました。
また、会合には、東京 池袋の暴走事故で妻と娘を亡くし、交通事故防止の活動を行う中、ひぼう中傷を受けた松永拓也さんが出席し、SNSなどの事業者に投稿の削除を求める際に利用できる分かりやすい窓口を作ってほしいなどと訴えました。
これに対し、出席した議員からも「被害者の声を踏まえ、しっかりと取り組むべきだ」といった意見が相次ぎ、調査会は来年2024年の通常国会で必要な法改正を行うことも視野に検討を進めていくことになりました。
ネット上のひぼう中傷をめぐっては、総務省の有識者会議が、SNSなどの事業者に対し、要請に応じて削除を行うかどうか1週間程度で対応するよう求める案をまとめています。
自らを誹謗(ひぼう)中傷した男に有罪判決が言い渡された後、会見する松永拓也さん=2023年1月13日(金)午後3時28分、東京・霞が関、村上友里撮影
池袋暴走の遺族を中傷、男に有罪判決 「侮辱の意図ない」と無罪主張
村上友里
2023/1/13(金) 13:38 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR1F3W0ZR1DUTIL03B.html
東京・池袋で2019年に起きた車の暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(36)を、ツイッター上で誹謗(ひぼう)中傷したなどとして、侮辱罪などに問われた無職の油利(ゆり)潤一被告(23)=愛知県扶桑町=の判決公判が2023年11月13日(金)、東京地裁(安永健次裁判官)であった。判決は「被害者の心情に一切配慮せず、一方的に社会的評価をおとしめた」として、侮辱罪について求刑通り拘留29日を言い渡した。
「どうせ見ずに流すだろうと」 ネット中傷容疑の男が語った投稿理由
「一見すると普通の人、でも…」裁判で見えたネットで暴れる人の正体
被告は、東京・秋葉原などで殺傷事件を起こすと思わせる投稿を昨年2022年8月にしたとして偽計業務妨害罪でも起訴されており、判決はこちらについては懲役1年執行猶予5年(求刑懲役1年)とした。
松永さん「言葉で人を傷つけないで」
判決によると、油利被告は昨年3月、松永さんのツイッター投稿に対し、松永さんの妻子の実名にも言及しながら、「金や反響目当て」「男は新しい女作ってやり直せばいい」などと返信した。
侮辱罪について、被告は公判で、投稿自体は認めた一方、投稿は別の事故の遺族について述べたもので「松永さんを侮辱する意図はなかった」などと弁解し、無罪を主張していた。だが、判決は投稿内容などから被告が松永さんを侮辱しようと考えて投稿をしたと認定した。
投稿は、侮辱罪が厳罰化された昨年2022年の改正刑法の施行前のもので、当時の法定刑は「拘留(30日未満)か科料(1万円未満)」だった。
松永さんは判決後の会見で、「判決の量刑についてほぼ希望通り。非常に重く受けとめていただいた」と話し、「被告には今後、言葉によって人を傷つけることはしないでほしい」と語った。(村上友里)