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​なぜならば、良いことをして表彰されるも心、悪いことをして取りおさえられて、監獄のうきめに会うのも心。そしてまた、きれいな心になって出てきて、自分で自分の心がとがめて、しゃばの人が自分をけいべつする、といって、また悪いことをしてふたたびひっぱられて、前科何犯ということになるのもの心。しゃばの人も、そういう罪をつくった人の顔を見て、批判をするのに、批判をされたと思われるのも心。きまじめに働かしてもらって金持ち長者になるのも心。二号とか三号とかを持って、金をむやみやたらと使って、しまいには困りぬいて一家心中をはかる人もあるそうな。これというのもみな心。その場その場のでき心、悪いことをするものあれば、勉強がすきだといって勉強するものも心。勉強はきらいだといって勉強しないのも心。
​心、心と言いかけたらきりのないことになりますが、このお道の教えも、人間の心というものの色あいとしたら、八色あるそうな。その八色の色あい
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​を善導に導いて暮らしていただけばよいものを、この八つの心使いを乱用すれば、それこそ一代破滅で終わらにゃならんことになる。この心のことを天では、『はちあい』と仰せくだされてありますが、お互いは、はちあいのほこりを積む方ではなく、よい方のはちあいの心でお暮らしください、ということや。
​二四日
​月読(つきよみ) なにことも こころにふかく うちこんで 四九八
​一日之命様 あじあうことが いちのたからや 大安 ☆ 六五一 二七三
​お互いに、不足や、なげきや、腹立ちを、の中に取りこんで病気をこしらえて、苦しんでいる人の心のわけのわからんことなれど、お互いに、何を深く打ちこんで暮らしたなら、結構になるのでございましょう。つまらないことは腹の中へ深く取りこみやすいが、そういうものを取りこんで用いていると、ろくなことはありませんでねい。

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