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ということは、お互様に、『どこから生まれてきたのやら、どこへ死んでゆくのやら、あとさき知りたる者はなし』と仰せくだされてありますが、主従親子や兄弟の皆因縁の集まりが一家族となり、親戚縁者となり、助けあいともなり、前生の因縁で仇同士にもなり、中にはぶっつぶしてくれる人もあり、助けてくれる人もあり、生まれ変わり死に変わり、もつれもつれて交通地獄、もつれもつれて家庭の地獄、戦争地獄。人を殺せば自分も殺さる。人のものをとればいつかは自分もとられる。またさぎを働けば人にまたさぎを働かれる。人のものを横領すればまた人に横領される。
​この世の中のありさまは、自分でおかした罪のだん〜が現われて、世の中の人は困っておられるのでございますよ。これすなわち、理の世界ともいう。天罰ともいう。天の御言葉の中に、『つぶすことない、理がこわい』と仰せくだされてありますとおり、お互様にいつの時でも、心得違いは出直しして、皆お互様に、道を正して向きかえて、地獄の世渡りせぬように、ごく楽な世渡りができるような道を教えていてくださるのでございますから、いつときも早く皆おとずれて、聞かしていただいて助かっていただきたいのみでございます。

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