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​この人はお道の古い人で、「何とかして御利益がいただきたい」ところれましたので、「あんたわねえ、ことへ入信してから、始めのうちはずいぶん真剣にやっておられましたが、今からざっと十年ぐらい前から、ひとつも道をやらずに、畑のことばかりに心して、人様をにおいがけやお助けや、つくるしや運びや。心の改良はひとつもしていないから、動けなくなったのであって、そこで親様月日様。つくしと運びと心の改良とににおいがけとお助けとしっかりとやらしていただいて、月々本部へも帰していただきますから、御利益をいただきとうございます。と腹のどん底から真剣にお願いをしなさい。さすればその心を天で受け取ってくだされて、御利益がいただけるとお思いますが、心の改良が道あけであットて、道があかねば守護いただくことは絶対にありませんでねい」ということや。わかったでしょう。
​【36ページ】
​一三日
​岐様(きさま) おたがいは つづいてあて みちという 二七六
​一日之命様 つづかんことは みちでないから 赤口 ☆ 九五一 四三八
​『つづいてあって道』ということは、皆さんが表を歩かれても、道はどこまでも続いているでしょう。それと同じように心の中の道、すなわち世の中の人が、人のことを悪いことをしている人のことを、「道ならぬ道を通っているんだもの、天罰があたって、ああいうめにあうんだ」と表へ出して悪口はいいうまいが、腹の中では人というものは、人のことをなんでもあざけっているでしょうねい。
​こうやって人のことを、腹の中であざけってあざ笑っていると、自分もまた人にあざけられて、あざ笑われていることに気がつかずに、「おれは人をあざけるが、人があざけったのは、しゃくにさわる」というような心を使っていると、しまいにはろくなことが出てきませんでねい。これが日々の心使

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