• 262社畜
    2022/11/25(金) 20:21:18 ID:nGkMloNsi
    もういくつ添い寝するとお正月…。
    そう思い始めたらクリスマスツリーを片付けなければ
    いけない…。

    ツリーを箱に戻すまでが担当の役目である。
    相変わらず武道やラッパーは手伝う気配すらない。

    「武道、ラッパー。手伝わないのなら早く帰って」

    セカンドは誰にも構わず意見を言える。
    社畜病院では貴重な存在だ。

    もちろん社畜も言われたことがある。

    「社畜さん、爪長い。彼女いないでしょ」
    ムキッー!! そのまま指突っ込んで血だらけに
    してやろうか!!とその時思った。
    (どこに突っ込むかは気分次第だが…)

    そんな思い出を振り返っているうちに、片付けも
    終盤戦。

    セカンドの手には例の顔色の悪いサンタがいた。

    「…。ガーディアン。あのさ。これ貰ってもいい?私の子供にあげたい。……ダメならいいんだけど…」

    うぉぉぉぉぉぉぉ!!!なにこの展開っ!!!

    「ダメ。……なんて言うわけないでしょ。いいよ。
    どうしちゃったの〜? この前とは大分態度違うね?もしかして反省したの〜?」

    わざとニヤニヤした顔で意地悪をするガーディアン。

    おっふ…。社畜はそういう青春ドラマみたいなのに
    弱いでござる…。不覚にも股間がメリクリ状態!

    「別に反省はしてない…。けど私折り紙とか苦手
    だからさ…。正直、子供とこういうの作りたくても
    出来なかったから…。なんか、いいな…と思った…」

    いや反省はしろよ。毎年患者さん変わってる発言は
    社畜でもリアルに引いたわ。

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