134

高校時代、合宿先の宿泊施設が展望風呂で「これは覗けるはずだ」と友人二人で挑んだ
10メートルくらいの石垣をよじ登り、植え込みをかき分けて出た先にあったのは、完全に曇ったガラスで、下の方は外から見えない加工が施されていた
かろうじて肌色の影が見える程度で、それも数人だった
「風呂に行く」と半袖短パンで部屋を出たため、二人とも傷だらけ
骨折り損のくたびれ儲けだったが、少しだけ興奮した
あと、石垣は登るより降りるのが怖い

0 0

人気の記事