某湖畔のリゾートホテルでバイトしていた時、絶対に入ってはいけないと言われる開かずの間があった。
何故か?と古参の従業員に聞いたところ、元は大浴場だったがやたらと死人が出るので霊媒師を呼んでおはらいしてもらったところ、霊に取り憑かれていると言われたらしい。
経営者は悩んだ末に大浴場を移設したという。
ある日、開かずの間のドア周りを拭き掃除していたら枠の上に鍵が置いてある事に気付いた。その鍵を穴に差し込むと見事鍵が開いた。
その夜、バイト仲間と肝試ししようぜって事になり開かずの間に行ってみる事にした。
鍵を開けドアの中に入ると異様に不気味でジメッとしていてカビ臭い。そのまま進むと大浴場跡に差し掛かった。
その大浴場の窓を見ると何故か光が漏れてくる。窓は布で隠してあるが隙間から薄っすらと光が…
その隙間から外を見ると⋯
うっわっ
目の前に大浴場の女湯が広がっていた。
女湯はガラス張りで中は丸見え
ちょうど高校のスキー教室で大量の女子高生が素っ裸ではしゃいでいた。
冬だったので奥は湯気で見にくいが窓際は良く見えた。
しばらくすると女子高生達は出て行き、今度は一緒にバイトしていたJD達が入って来た。中でも大妻女子大の子と岐阜の土岐市から来ている子が好みだったが彼女らの全裸も丸見えだった。
それからは毎日そこへ通う様になったが、大漁の裸に流石に飽きてしまった。
そこで風呂に通じるロビーのソファーで待ち構えて、上玉が入った瞬間を狙う様になったね。
そう言えば、覗けるポイントの下に灰皿が置いてあって同一銘柄のタバコが山積みだった。後日に同じタバコを吸っている人が判明した。
幽霊が出ると教えてくれた古参の従業員だった。