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休日の午後、カーテンを閉めた俺の部屋のベッドの上。
深く口づけを交わしながら背中に腕を回すと、綾子の体は驚くほど素直に、そして劇的に反応する。
少し大きめのスウェット越しに、Cカップの柔らかい胸の膨らみが俺の胸板に押し付けられ、トクトクという早鐘のような心音が伝わってくる。彼女の首筋からは、ひどく甘くて、雄の理性を狂わせるような熱い匂いが立ち上っていた。

俺の指先が彼女の太ももの内側をそっと撫でる。
その瞬間、綾子の喉の奥から「あッ……」という、普段の彼女からは想像もつかないほど生々しく、無防備な掠れ声が漏れた。
それは、純粋な彼女の奥底に眠っている、どうしようもなく淫らな熱を感じさせる響きで、俺の下腹部をきつく締め付けた。

だが、俺の手が彼女のショーツの縁に触れようとした途端——。

「ダメ……っ! お願い、見ないで……!」

綾子は弾かれたように体を強張らせ、俺の腕から逃れるように身をすくめてしまう。
いつもそうだ。彼女の瞳には、明らかな「恐怖」が浮かんでいる。
行為そのものを恐れているというより、何かを激しく恥じ、怯え、俺に拒絶されることを確信しているような、そんな絶望的な目をしているのだ。

「綾子……大丈夫だよ。何にも怖いことなんてない」

宥めるように髪を撫でても、彼女は泣きそうな顔で首を横に振るばかり。

なぜ、そんなに怯えるんだ。
服の上から触れるだけで、彼女の下着がしっとりと濡れそぼっているのが分かるくらい、綾子も俺を求めてくれているはずなのに。
時折漏れるあの狂おしいほどの甘い声も、俺にすがるように背中に回される小さな手も、すべてが嘘だとは思えない。

彼女は、自分の中に何か深いコンプレックスを抱え込んでいる。
それが何なのか、俺にはまだ分からない。でも、どんな傷跡があろうと、どんな秘密を隠していようと、俺が彼女を嫌いになることなんて絶対にあり得ないのに。

「……ごめんね、宗介。私……変だよね」

震える声で謝る綾子の小さな体を、俺はただ強く抱きしめることしかできない。
いつか、彼女がその重い鎧を脱ぎ捨ててくれる日まで。
この腕の中で、彼女の隠しているすべての秘密ごと、丸ごと愛し尽くせる夜が来るのを、俺は静かに、熱く焦がれながら待ち続けている。

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