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きっかけは、あの日から三日後に届いた、たった一文のメッセージだった。

『今夜、私の部屋に来てくれませんか。全部、話したいの』

俺の部屋から泣きそうな顔で逃げ出してしまった綾子。俺は彼女のペースを守ると決めていたから、無理に踏み込まず、ただじっと待つことしかできなかった。だから、そのLINEを見た瞬間、居ても立っても居られずに、すぐに彼女のアパートへと向かった。

ドアを開けた綾子は、少し大きめのスウェット姿で、ひどく緊張した顔をしていた。
「宗介……ごめんね、いきなり呼び出して」
震える声。俺はただ首を振って、玄関先で彼女の小さな体をそっと抱きしめた。

「あのね。私、宗介にずっと隠してたことがあるの」
部屋の奥のベッドに腰を下ろし、綾子は俯きながらポツリポツリと話し始めた。自分がずっと、自分の体に深いコンプレックスを持っていたこと。過去にそれで酷く傷つけられたこと。だから、俺に抱かれるのが怖くてたまらなかったこと。
「すっごく変で、醜いの。……でも、宗介にはちゃんと見てほしくて」

そう言うと、綾子は震える手でスウェットの裾を掴み、ゆっくりと脱ぎ捨てた。下着も躊躇いながら、最後には意を決したように床に落とした。

俺の目の前に、彼女のありのままの姿が晒された。
148センチの小柄で華奢な体。その下腹部には、たしかに彼女が怯え、隠し続けていた通りの光景があった。
普通の女の子よりずっと濃く、太く生い茂った黒い毛。そして、その奥から顔を出している、色素が沈着して大きく膨らんだ柔らかそうな肉。

綾子は両手で顔を覆い、カタカタと震えている。
これが、彼女がずっと怯え、泣き叫ぶほど憎んでいた自分自身の「醜さ」だったんだ。

だけど。
俺の頭の中を満たした感情は、嫌悪でも幻滅でもなく、直感的に込み上げてきたひどく純粋な「熱」だった。
小さくてあどけない綾子の体にある、生々しいまでに成熟した女の証。俺の目には、そのコントラストがたまらなく艶かしく映り、激しく理性を揺さぶってきたのだ。

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