強い自己否定感
「自分には価値がない」「自分はダメな人間だ」という思い込みが根深くあります。些細な失敗でも自分を強く責め、成功しても「たまたま」「まだ足りない」と思ってしまいます。
批判に極端に弱い
建設的なフィードバックでも、人格否定と受け取ってしまいます。「あなたはダメ」と言われたように感じ、深く落ち込んだり、防衛的になって反発したりします。
強い承認欲求
母親から認められなかった経験から、「誰かに認めてほしい」という欲求が人一倍強くなります。SNSでの「いいね」の数を気にしたり、常に褒められることを求めたりします。
しかし、どれだけ認められても満たされず、「まだ足りない」と感じ続けます。
劣等感や不安の裏返しである場合もあります。「自分は劣っている」と感じているからこそ、口に出して自分を大きく見せようとしてしまう。これは自己防衛の一種とも言えるでしょう。
感情コントロールが苦手
子どもの頃に親から感情を否定された、無視された経験があると、感情を健全に表現する方法を学べないことがあります。
怒りや悲しみ、不安などの感情を適切に表現できず、ストレスが溜まりやすくなります。爆発的な怒りや、逆に感情を抑え込み過ぎて無気力になることも。
感情を長期間にわたって抑え込むことで、ある時点で感情が爆発することもあります。些細なことで激怒したり、過剰に悲観的になったりするなど、感情のコントロールが効かなくなる場合があります。
依存気味、相手をコントロールしようとする
愛情を求めて他人に過剰に依存する傾向があり、執着やコントロール欲求を持ちやすくなります。恋愛や友情で相手に過剰に期待し、少しの不安や疑念で相手に対する信頼を失うことがあります。
また、自分と他者の境界が曖昧になりがちで、相手の感情や意見を過度に受け入れてしまうか、逆に自分の感情を押し付けることがあります。
反社会的・攻撃的な行動をしてしまう
愛情不足からくるフラストレーションや寂しさが、攻撃的な行動として現れることがあります。
とくに、親や上司といった権威者に対する反抗的な態度や、自己防衛として周囲に対して攻撃的になる傾向が見られることがあります。


プライドが高い人の主な特徴
常に人より優位に立ちたいと考え、対人関係を勝ち負けで捉える傾向があります。
自分の成功体験を誇張して話し、周囲からの評価を過剰に求めます。
些細な会話でも自分が上であることを示そうとします。
自分の考えが常に正しいと思い込み、他人の意見を聞き入れません。
自分が否定されたと感じると、感情的になったり攻撃的になったりします。
プライドが高くなる心理的背景
自己肯定感の低さ: 自分に自信がない、劣等感を抱いていることが根底にある場合があります。
承認欲求の強さ: 人一倍、他人からの評価や承認を強く求めます。
傷つくことへの恐れ: 自分の弱みや失敗が露呈し、価値が失われることを極端に嫌います。