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早朝のJRグリーン車内という“公共の場”で、「グリーンアテンダント」と呼ばれる女性乗務員2人が相次いで乱暴されるという、耳を疑うような事件が発覚した。
走行中の電車内で女性乗務員が乱暴に遇うなどというのは初めてで、何気なく電車を利用してきた多くの女性が「日常に潜む犯罪者」に身の毛もよだつおぞましさを感じたことだろう。

前代未聞の事件にJRでは「信じられない」と大きなショックを受け、再発防止の対策に乗り出している。
 ■「1人のとき狙った」「グリーン車、ほとんど人いなかった」
 事件は3月下旬と4月上旬、JR東海道線のグリーン車内で起こった。
 いずれも、走行中の車内で20歳代のグリーンアテンダントの首を絞めて犯行に及ぶという悪質な手口である。
 1人は抵抗したため未遂に終わったが、首に全治2週間の軽傷を負った。

もう1人は口をふさがれた上、「静かにしろ。殺すぞ」と脅され、トイレに引きずり込まれて乱暴された。
 被害に遇ったグリーンアテンダントの目撃証言と防犯カメラの映像が決め手となり、強姦致傷と強姦などの疑いで神奈川県警戸部署に逮捕され、
横浜地検から起訴されたのは、川崎市川崎区の飲食店従業員、今井卓哉被告(34)だった。

 今井被告は東京・五反田のパブで朝まで働いており、東京駅から川崎に帰る途中の車内で犯行に及んでいた。犯行を認めており、こう供述した。
 「グリーン車には人がほとんどいなかった。女性が1人のときを狙った」
 取り調べの過程で、今井被告は2件の犯行に先立つ3月中旬にも、川崎市内の駐車場で帰宅中の女性の頭を押さえつけ、
「騒いだら殺すよ」と脅して乱暴していたことが判明。先月末に追起訴された。

 

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