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セキュリティなんてろくに施されていないアパートの2階の部屋。ドアを開けると、真理子の体臭と同じ匂いが俺を襲う。この時点でもうフル勃起していたと思う。
中に入り1DKの部屋を見回す。女の子っぽさと独身世帯の乱雑さが奇妙に混じった空間。26歳の同僚の、彼氏のいる女の子の生々しい生活臭に満ち溢れた空間。適当に散らかったキッチンと、そこだけ妙に整頓された化粧台を兼ねたローデスク、そして掛け布団が起きた状態のまま適当にまくれ上がったままのベッド。なにからなにまで真理子の生活や匂いが染み込んだ、ここで真理子が食事したり着替えたり風呂に入ったり眠ったり、もしかしたらセックスもしているかもしれない、真理子の究極のプライベート空間。
さて、何をしようか。とにかくここで真理子を凌辱して、真理子の匂いに包まれて思いっきり射精したい。
玄関のすぐ脇にトイレ、向かいに風呂場と脱衣所。
まずトイレに入る。ここだけは芳香剤の香りが強い。便座の下りた便器に特に汚れはない。タンクの上の棚には生理用ナプキンのストック。とりあえず1つ手にする。サニタリーボックスの中は空だった。
続いて向かいの風呂場へ。ユニットバスの洗面台には真理子のシャンピーやコンディショナー、ボディーシャンプーが並んでいる。その脇に無造作に転がるピンクの柄のレディースシェーバー。その刃先に1本だけ、細く長めの毛が引っ付いている。どう考えても腋毛の長さではない。ちょっと体毛が濃いことを気にしている真理子は夏場にはときどき腕毛を剃ってくるのがけっこうあからさまにわかるけれど、もう冬になりかけた今なら腕や足のムダ毛はたぶん処理しない。すると。なので、シェーバーも風呂場から持ち出す。
生理用ナプキンとシェーバーをいったんローデスクに置き、脱衣所に戻る。グレーの、いかにも単身者用の縦型洗濯機のフタを開ける。
長いのと、ちょっと仕事に戻るのでまたいったん切ります。
シフト勤務の事務所のロッカーのコート掛けにぶら下がっている真理子のアウターの匂いでも嗅いでオナろうかと思って手にしたら、ポケットの中でチャラチャラと音が。出してみるとキーホルダー。
速攻で用事作ってキーホルダー持って外出して、隣の駅の合鍵屋で合鍵作成。身分証なんか見せない時代。
で、真理子とシフトが重ならない日を確認したり一人暮らしの真理子の自宅を連絡帳でチェックしたり(個人情報緩めの時代で会社もそういうのに無防備だった)して待機。
そしてとうとう真理子は出勤・俺はOFFのある週日に侵入を実行。ちなみに真理子の彼氏は自宅通勤の普通のサラリーマンでこの日もほぼ間違いなく出勤。
下調べして場所も確かめてあった真理子のアパートに昼頃着いて、念のため近くから会社に電話。もちろん会社にいた真理子に、午後会社から離れられないようなお客との用件を依頼して(逆の依頼を真理子からされたことがあったので真理子ももちろんすんなりとOK)真理子を会社に釘付けにさせておく。まあ会社と真理子のアパートは距離があるから俺がやりたいことを果たし終わって退散する前にはまずアパートには戻ってこれない。
長いのでいったん切ります。