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PCは先進のシステムで、今までアプリで提供していたものが、
高速回線、通信量無制限、クラウドの整備で、
ブラウザに切り替わって来ているのです。

後進のスマホは、環境整備が未成熟で、
まだまだ、速度、量共に制限の有る通信環境で、
PCがたどってきた、専用アプリでの提供という、
レベルまでしか到達していないのです。


まず、WEB(ブラウザ)方式とアプリ方式の基本的な違いは

<WEB方式>
使用する度にHTMLやJavaScriptなどのプログラムやgifなどをダウンロードする。
プログラムは常にサーバー上にあるので、開発者はサーバー上の資源を
アップデートするだけで最新版にすることができる。
HTML5によって以前より高度なプログラミングが可能となってきた。

<アプリ方式>
専用のアプリケーションをインストールする。
なので、HTML、JavaScript、gifなどをいちいちダウンロードする必要がない。
つまり、通信するデータ量を必要最小限にすることができる。

PCのインターネット接続は圧倒的に有線が多いです。
つまり月々上限なく定額なのと、高速なので多少ダウンロードするデータ量が
多くても問題ないわけです。

しかしスマホは、条件によって通信速度が遅くなったりします。
なので、余計な通信をしないアプリ方式の方が適していると言えます。
画面サイズや操作方法も違うので、スマホに最適化した操作方法を実現できます。
また、基本的にiTunesやGooglePlayなどからアプリを入手することになるので
最新バージョンへのアップデートも非常に簡単です。
PCは完全に自己管理となります。

これらの理由からそれぞれ棲み分けされていると思います。

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