坐で捕まって以降しばらく地下に潜ってて徐々に掲示板に投稿とか再開したのが６年くらい前だったかな。

再開してしばらくは接触したり動画やり取りする人間も限られてたようだ。
秘密厳守できるかとか情報の管理を徹底してるかとかちゃんと確認してたはず。
ただ、依頼ものとかやってるうちに、どんどん新しい刺激が欲しくなり、敷居が低くなっていったんだろうな。
依頼ものって知り合いの裸を見るのが目的なんだが、遊びにいけるような距離感の相手を対象にするわけで。
斎藤にとっては依頼者の知り合いっていっても自分とは面識のない女だから、特に是が非でも見たいわけではないはず。
ただ、そういういびつな男女の人間模様を一段高いところから見るのが面白くて、斎藤自身はまっていったんじゃないかな。
多分依頼者には、君に喜んでもらいたくて、とかそんな感じのことを口では言ってたんだろうが。

坂道かどうかは知らないが実際テレビに出るような芸能人とか、弁護士とか実際にあったみたいだ。
社会的ステータスの高かったり固い女も俺にかかれば単なる下ネタになるんだ、って変な全能感に憑りつかれていたんじゃないのかな。