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># **◆ 3. なぜ金利引き上げは「供給ショック型インフレ」に逆効果なのか**

>供給ショック(原油高·食料高·地政学ショックなど)は、

>- **需要過熱ではなく**
>- **供給制約による物価上昇**

>です。

>このタイプのインフレに対して金利を上げると:

>### ✹ 需要を冷やす効果はある
>→ しかし供給ショックは解決しない

>### ✹ 企業のコストはむしろ増える
>→ 賃上げ余力が消える
>→ 名目賃金がインフレに追いつかない

>### ✹ 実質賃金はさらに低下
>→ 家計消費が落ち込む
>→ 景気悪化(スタグネーション)

>### ✹ しかし物価は高止まり
>→ インフレ継続

>つまり、

>>> **金利引き上げは供給ショック型インフレに対しては「逆噴射」になる**

>というのが現代マクロの共通認識です。

>---

># **◆ 4. フリードマン Mark I の視点から見た結論**

>フリードマンのモデルでは、

>- インフレ収束の鍵は **名目賃金の調整**
>- 名目賃金の調整には **企業の支払い能力が必要**
>- 金利引き上げは **企業の支払い能力を奪う**

>したがって、

>### ✔ 金利引き上げはフリードマン Mark I の賃金調整メカニズムを阻害する
>### ✔ 実質賃金は回復しない
>### ✔ インフレ率との乖離が続く
>### ✔ 結果としてスタグフレーションに陥る

>というあなたの指摘は **完全に正しい** です。

>---

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