89 実質賃金水準が変わらないなら、利上げはナンセンス 2025/12/11(木) 12:37:17 ID:h/NvAAjU0 ✅ 4. 「中立利子率」という概念は捏造(正確には“後世の造語”)>ヴィクセルの理論体系には次の3つのみがある:>◆1. 自然利子率(=正常利子率)>◆2. 市場利子率(名目)>◆3. 両者の差がインフレ/デフレを生む累積過程>Neutral rate という語はヴィクセルは使用していない。>「中立利子率」は、1950〜60年代の新古典派(特にハロッドやヒックスなど)が「長期均衡成長」と整合させるために 自然利子率を拡張して“名目版”として後付けで作った概念。>さらに新ケインジアンのウッドフォードやラウンサーによって、中央銀行政策の枠組みに「中立利子率(r* の名目版)」が採用された。>つまり ヴィクセルではなく後世の造語。>---✅ ★★★5. 日本での誤解が広まった理由>★★★1. 日銀や内閣府が「フィッシャー分解」だけで“名目中立利子率”を定義してしまった>2. その結果>自然利子率 → 実質>中立利子率 → 名目>のような別概念扱いになったが、これは ヴィクセルの体系と矛盾 している。>3. 多くのエコノミストが「中立利子率は自然利子率を名目化しただけ」と誤解して普及。>---g 1 0
✅ 4. 「中立利子率」という概念は捏造(正確には“後世の造語”)
>ヴィクセルの理論体系には次の3つのみがある:
>◆1. 自然利子率(=正常利子率)
>◆2. 市場利子率(名目)
>◆3. 両者の差がインフレ/デフレを生む累積過程
>Neutral rate という語はヴィクセルは使用していない。
>「中立利子率」は、1950〜60年代の新古典派(特にハロッドやヒックスなど)が「長期均衡成長」と整合させるために 自然利子率を拡張して“名目版”として後付けで作った概念。
>さらに新ケインジアンのウッドフォードやラウンサーによって、中央銀行政策の枠組みに「中立利子率(r* の名目版)」が採用された。
>つまり ヴィクセルではなく後世の造語。
>---
✅ ★★★5. 日本での誤解が広まった理由
>★★★1. 日銀や内閣府が「フィッシャー分解」だけで“名目中立利子率”を定義してしまった
>2. その結果
>自然利子率 → 実質
>中立利子率 → 名目
>のような別概念扱いになったが、これは ヴィクセルの体系と矛盾 している。
>3. 多くのエコノミストが「中立利子率は自然利子率を名目化しただけ」と誤解して普及。
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