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「それでね!○○の悪魔っていうのが…」
カントリーが今熱中しているアニメの話を周りの職員としている。
これは去年の暮れ頃の出来事。
「カントリー、昨日日誌書かないで帰ったでしょ?
最近の勤務態度もかなり悪いから気をつけてね。」
バリカンがカントリー達のアニメトークを遮り、注意を行う。
「はいりょーかいでーす」
とカントリーは気の抜けた返事をする。
同時にバリカンはイラッとした表情。
そしてキレる…。
「ねぇ…。何その態度。やる気ないなら帰ってよ」
分かる…分かるぞ! その態度気に食わんよね…。
良い事教えてあげよう…。やる気のない職員には親指をケツ穴に突っ込んであげればシャキッとするよ☆
もちろん社畜はバリカンのケツ穴一筋です♪
そんな事を考えてるうちに気づくとバリカンが涙目になっており、そしてカントリーの手にはサランラップの芯が握られていた……。
何が起きたんだってばよ……。
「爆ギレカントリー」編スタート -
爆ギレカントリー② 「タメなら何でもあり」
チェルシーは男勝りの性格で普通に髪を刈り上げて、勤務してしまうほどオラオラ人妻母ちゃんです。
怒るとめちゃくちゃ怖いですし、汗臭いです。
「あんたのデカい声が聞こえたから来てみたらさ、
なんだよこれ? 誰に向かって口聞いてんの?
リーダーだよ?あんたの上司!分かってんの?」
圧力やばいです…。カントリーもギリ耐えてる…。
「…。リーダーとタメ(28)だから…。
別に良くないですか…。」
oh……。カントリーよ…。
その考えが通用するのはアルバイトの時だけだぞ…。
「はぁ……。話にならないね。呆れた……。
リーダー、もう大丈夫だから。あとでカントリーにはしっかり注意しておくから。辛かったね」
バリカンの肩をポンっと叩いて、共に退場をしようとするチェルシー。
カッコイイな。男顔負けだよ……。
(その「肩ポンっ」でバリカンがビクッとなったら、結構面白かったのに…)
「……先輩」
???
カントリーが下を向きながらブルブル震えている。
なんだ?必殺技でも放つのか!?
それか背中から触手が生えて、バリカンとチェルシーを拘束して2穴責め!? 乳首吸引もあるのか!?
待て……。今回は現実に集中しよう…。
「……なんでバリカンさんがリーダーなんですか…。
セカンド先輩の方がバリカンさんより、能力が優れていると思います…。
バリカンさんはリーダーの器じゃないと思います…」
あ、みんながうっすら感じてること言っちゃった…
しかし現在は堕落しきっており、仕事よりもあそびにマジメになっている状態です。ニュー○ンです。
なんといってもその原因はラッパーでございます。
セカンドの指導を離れ、ラッパー達と仕事を共にするようになるとカントリーの純粋な田舎心は一気に汚染されてしまいます。
都会ならではの遊びを経験してしまったカントリーはお酒とタバコを20代後半という中途半端な年齢でどハマりしてしまいます……。勿体無い…。
旦那さんは純粋な田舎娘を愛して結婚したはず…。
色々と残念なカントリーだが、本人は楽しそうに毎日を生きているのでそれはそれでいいのか…。