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スプーンで軽く表面をなでるように混ぜ、精液と我慢汁をゼリー全体にしっかり馴染ませた。
見た目は「このタルトのゼリーがこういう感じなんだな」と思える程度に白く濁っている。

箱を丁寧に閉じ、リボンを元通りに結んで紙袋に戻した。

その後、俺は箱を居酒屋に持ち込み、店員にこっそり頼んでおいた。

「後でサプライズで出してくれませんか? 彼女の誕生日なんです」

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居酒屋の個室でビールとつまみを食べながら、瑞希は適当に相槌を打っていた。
表面上はニコニコしているが、心の中は完全に無関心だった。
すると、店員が照明を少し落として入ってきた。

「新井様、お誕生日おめでとうございます! サプライズのデザートです!」

店員が運んできたのは、俺が買ってきたあのいちごタルトだった。

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