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​こう言うておかあさんをほめていたから、そんなことはないですよ」また嫁がしゅうとめのお悪口を言う時は、「おまえそんなこと言うていても、おまえのことをこの間、おかあさんがほめていたからそれは悟り違いだよ」と、といでやることが、せがれの一家の大事のかじとりだから、いつの時もくるりくるりと向き変えて、心という理を認識して暮らすにありと言われ知る。こうした行いをしておれば、せがれががるすの時になれば、しゅうとめと嫁女がにごく〜しなが、よりそうてきて、「ああ、この嫁女はおれをほめていたのか、ああ、このしゅうとめさんはおれをほめていたのか」とはめていたのか、ああ、このしゅうとめさんはおれをほめていたのか」と言わず語りの仲直りができて、仲良くなるのが理のとうぜんと思う。まん中に立つ人がいつの時でもこうした心得で暮らしてゆくことが大切と思う。
​そこで近所隣りの人と何かのはずみで、顔を見合わせた時に朝のあいさつか、昼のあいさつか、タゲのあいさつかの時に、「ちょっとちょっと」と呼
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​ばれる時がよくあることですが、「あんたんとところのしゅうととめさんは、あんたのことを悪口を言っていた」とか、近所の人がしゅうとめさんと会った時は、「嫁女があんたの悪口を言っていた」とか言うて、世の中の人という者は、仲もせするとも何んとも思わずに、無意識に言葉を出していることが、家の中の仲割れの元となりますから、近所の人がだれのことでも悪口を聞かされた時は、「家のおかあさんはそんなことはありませんよ。とてもやさしいお方ですから、そういうことは私には聞かさないでください」と、はねのけてやればよいものを、人の口車にのってしゃべりたてると、家々がけんかの元になりますから、絶対にこうした近所の人の口車にのらんよう、しゅうとめさんも、嫁さんも、小じゅうとも子供も、一家族そろって心して お暮しください、ということや。
​学校へ行っている子供でも、友達同志の悪口や先生方の悪口を語ってい
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​ると、その子供は世の中からは排せきされて、さびしい日暮らししなきゃならんことになりますから、悪口を言うているグループの中へはいらんように日々心してお暮しください、ということや。
​嫁さんの実家へ行っても家々の悪口を言わずに、くるりくるりと向き変えて、一家の家庭のことはほめたたえて暮らすにありと思う。そうしてほめたたえてあれば、自分の実家の親と嫁先のしゅうとめさんとが表で出会っても、ふだんほめてあるから、にこ〜顔であいさつをしたり、時によれば嫁さんの実家の親が、しゅうととめさんを家へ引っ張り込んで、「家の娘がいつも結構にしていただいておりましてありがとうございます」と、にこやかにしゅうととめさんを迎えてくれたり、またしゅうととめさんが嫁さんの実家の人を呼んでくれたりして、仲良く暮らせることも理のとうぜんだと思う。
​そして双方が重なるにつれて、一つの物をこしらえてもお互いに持

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