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セカンド覚醒編⑦ー11「密告者」

「あ、BOSS! その…これには…!」

バリカンが真っ先にBOSSに弁明する。
こういう時の動きはとても早い…。
そういうところがムカつく。
ケツ穴に挿入して1ピストンで中出しすんぞ…。

「ちがう! 私が手をあげたからいけないんだ!
皆は関係ない!!……です」

チェルシーが自らを生贄に捧げようとする。

『ああ。知っている。実際に見ていた。休職』

「…え?」

挨拶感覚で処罰を下すBOSS。
実際にはもう少し説明をするが、大体いつもこんな感じでBOSSはペナルティを下す。

「BOSS? あいつら勤務時間外にもタバコ吸ってるんですよ〜。前の職場でもそんなの有り得ないです〜」

BOSSの後ろからマエノが現れる。
お前か…。この現状をチクッたのは…。

『ラッパー、武道。禁煙』

なんだこの「ガ○の使い〜」みたいな流れ…。

「リーダーも副リーダーもこの有様からして、役職としていかがでしょうかね…」

続けて登場する「せーり」
お前ら…グルかよ…。

『そのためにこれから話をしようとしている。
あまり口を挟まないで』

せーりめ、注意されてやんの…。

『あと社畜も来い』

は?

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