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>>681 続きでぇす…

真性・社畜物語 「組織崩壊編」④「服薬治療」

陽ちゃんが…精神病ねぇ…。
言われてみればあのハイテンションは確かにその気があるように感じる。
その真相を辿るため、社畜は夜な夜な個人情報が眠る事務所に潜入していた…。

とはいってもキャビネットに入っている書類を見るだけなのだが…。

お、あった、あった。
「履歴書etc...ファイル」
この中には入社した職員、または採用面接に挑んだけど難ありで社畜病院に仲間入りできなかった者たちの記録が入っている。キャビネットのキーをロックしない責任者のおかけであんな秘密やこんな秘密が分かってしまう。
ちなみにその責任者はマエノの旦那さんだ…。

まぁいい…。
陽ちゃんのプライバシーを覗いちゃうぞ☆

「陽ちゃん」
アナザー社畜病院(古巣)による記録コメント:躁鬱病を抱えており、メンタルクリニックに通っており現在服薬治療中。アナザー社畜病院に新卒にて入社後、同期が一斉に退職。それによるショックで精神疾患を患った。

要するにこういうことらしい…。

陽ちゃん「同期のみんな!これからウチらはズッ友♩ 定年迎えるまでこの会社で仲良くやっていこうね!途中で辞めるなんてことするなよ〜☆」

同期一同「仕事辛い」退職届ポイッ

陽ちゃん「皆どこ…」お薬にハマる

陰ちゃん「一応…私は残ってるけど」

陽ちゃん「陰ちゃん!絶対に辞めないでね!!」

セカンド達から盗み聞きした情報とも照らし合わせると上記のような流れで陽ちゃんは壊れた。

豆腐メンタルだな…。
さらに壊してあげたいと思うけど、これ以上現場が地獄になるのは避けたい…。

必要な情報は補完できたので事務所にはもう用無しである…。キャビネットを閉じようとしたその時、何かがペラっと床に落ちた。

「異動命令:セカンド殿 〇月〇日付けで〜」

なっ!? これは一体!!
その続きを見ようとした…その時…

「あれ〜社畜さ〜ん? 何してるんですか〜?」

心配が現れた…。

NEXT▶︎
ただでさえ夜中だっていうのに、誰もいない事務所に忍び込んでいる怪しい社畜と鉢合わせをしてしまった心配!!
押し倒してしまえばシンプルに解決なのだろうが、この国には法律が存在する。
さぁ!どう乗り切る!!
次回 「初めまして メンテナンスの社畜です」

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