75 社畜 2023/07/12(水) 15:13:23 ID:AVRRSqIYi セカンド覚醒編 ??ー③ 「最終話 〜セカンド〜」「…まぁ、そんなこともあるよ!うん!」ラッパーが必死に試験に落ちたカントリーのフォローをする。武道は未だに「え」と言っている。「……私は大馬鹿者ですぅ〜。あ〜!!」頭をガリガリ掻くカントリー。禿げるぞ…。「……カントリー。聞いて」セカンドが口を開く。おそらくあの身代わりビンタの時以来の2人の会話だ。「確かにあの時私はカントリーに向かって手をあげようとした。それは謝る。でもね?やっぱり、言って欲しくないことは誰にだってある。カントリーも今まさにその状況でしょ?だから今回のライセンスのことは私は絶対にバカにしないし、誰にも言わない。だから…その…頑張れ…」カントリーのガリガリしてる手を退かして、代わりにワシャワシャ頭を撫でるセカンド…。暖かい光景だが、若干フケが舞っている。「…せん゛ぱい゛ぃぃぃ」そう言いながら大好きな先輩にハグをしようとするカントリー…だが…「おーい! セカンドー!」その声に反応したセカンドは反射的に声のする方へ体を移動する。よって空振りとなってしまうカントリー。「…カンちゃん…どんまい…」そっとカントリーの横で囁く武道…。面白い構図である。セカンドが反応した声の主はチェルシー。「ほら、迎えにきたぞー!!」カントリーはチェルシーに睨みを効かす。でも以前とは違う。冗談交じりのような…少し悪戯な感じの優しい目線だ。語彙力皆無謝罪。「……うん」そして食堂を飛び出すセカンド。そのセカンドの背中を見送る職員達。それぞれの職員にそれぞれの思い出がある。(苦い思い出ばかりだが)こんなに心強い仲間達がいるのだ。セカンドはもう1人では無いガーディアンの想いは不完全ながらも叶った…ことにしておこう。おめでとう。今日は早く帰ろう。ゲームがしたい。社畜はそう思い、そのまま職員玄関に向かうと…「ってかよぉー、よく昔の職場に顔だせるな〜。もうすぐで嫁さん来るから! 大切にな!」チェルシーがとある人物と話している。「っるせぇ!相変わらず口悪いよな〜チェルシー。まぁでも元気そうで良かった。あ、お疲れ」夕焼けが眩しくて相手の男がよく見えない…。それに…嫁さん…? 誰が…ん??そこにセカンドが現れる。「うん…お待たせ…イケメン」セカンド覚醒編 〜完〜
セカンド覚醒編 ??ー③
「最終話 〜セカンド〜」
「…まぁ、そんなこともあるよ!うん!」
ラッパーが必死に試験に落ちたカントリーのフォローをする。武道は未だに「え」と言っている。
「……私は大馬鹿者ですぅ〜。あ〜!!」
頭をガリガリ掻くカントリー。禿げるぞ…。
「……カントリー。聞いて」
セカンドが口を開く。おそらくあの身代わりビンタの時以来の2人の会話だ。
「確かにあの時私はカントリーに向かって手をあげようとした。それは謝る。でもね?やっぱり、言って欲しくないことは誰にだってある。カントリーも今まさにその状況でしょ?だから今回のライセンスのことは私は絶対にバカにしないし、誰にも言わない。だから…その…頑張れ…」
カントリーのガリガリしてる手を退かして、代わりにワシャワシャ頭を撫でるセカンド…。
暖かい光景だが、若干フケが舞っている。
「…せん゛ぱい゛ぃぃぃ」
そう言いながら大好きな先輩にハグをしようとするカントリー…だが…
「おーい! セカンドー!」
その声に反応したセカンドは反射的に声のする方へ体を移動する。よって空振りとなってしまうカントリー。
「…カンちゃん…どんまい…」
そっとカントリーの横で囁く武道…。面白い構図である。
セカンドが反応した声の主はチェルシー。
「ほら、迎えにきたぞー!!」
カントリーはチェルシーに睨みを効かす。
でも以前とは違う。冗談交じりのような…少し悪戯な感じの優しい目線だ。語彙力皆無謝罪。
「……うん」
そして食堂を飛び出すセカンド。
そのセカンドの背中を見送る職員達。それぞれの職員にそれぞれの思い出がある。(苦い思い出ばかりだが)こんなに心強い仲間達がいるのだ。
セカンドはもう1人では無い
ガーディアンの想いは不完全ながらも叶った…ことにしておこう。おめでとう。
今日は早く帰ろう。ゲームがしたい。
社畜はそう思い、そのまま職員玄関に向かうと…
「ってかよぉー、よく昔の職場に顔だせるな〜。もうすぐで嫁さん来るから! 大切にな!」
チェルシーがとある人物と話している。
「っるせぇ!相変わらず口悪いよな〜チェルシー。まぁでも元気そうで良かった。あ、お疲れ」
夕焼けが眩しくて相手の男がよく見えない…。
それに…嫁さん…? 誰が…ん??
そこにセカンドが現れる。
「うん…お待たせ…イケメン」
セカンド覚醒編 〜完〜