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>>768 続きでし

真性・社畜物語 「組織崩壊編」
⑨「剛毛脱糞レディースデイ 〜聴覚編〜」

陰ちゃんが御手洗に入った…。
社畜は隣の個室で息を潜める…。

何故か社畜の交渉は皆、断らずにすんなり受け入れてくれる。陰ちゃんの場合は生理的要因で色々と立て込んでたから尚のこと、すんなりと交渉を受け入れてくれた。

(交渉? どうでもいいから…早く!…漏れる…)
こんな心境で交渉に応じてくれたのだろう。

この世界にもしも
「目の前の人物を腹パンしてもOK」
というルールがあったら迷わずその場で陰ちゃんに強烈な一撃を喰らわせ、強制排泄させていたところだ…。そんな世紀末な妄想をしていると…。

ッシャァァァ…

あ、放尿が始まった…。
放尿音的に局部の肉が少し厚めかなと考える。
そしてお目当てのメインイベントが訪れる…。

ブッ…ボトボトボトボト…

排尿音と混じり、何やら社畜の大好物が投下される音が聞こえる…。トイレに溜まっている水の跳ね返る音からして、かなり緩いブツが20歳のケツ穴からこんにちはしていると思われる。

あぁ…。この排泄音を陽ちゃんに聞かせてあげたい。大切な陰ちゃんの下痢便サウンドを…。社畜病院の院内放送でさりげなく流そうかな…。いや、もしくは陽ちゃんのケータイの音楽のプレイリストにこっそり混ぜてイヤホン越しで聞かせてあげようかな…。「……なにこれ…。キモっ…」って言うんだろうけど、そっと後ろからイヤホン外して耳元で「それ…陰ちゃんの下痢便ブリブリ排泄音♩」って囁いたらどうなるんだろう…。精神病が悪化してしまうのかな…。そのまま社畜病院に入院になっちゃうのかな…。そしたら陽ちゃんのケツ穴に座薬入れられるのかな…。かな…。かな…。

なんて妄想をしているうちに既に排泄は終了…。社畜の悪い癖がまた出てしまった…。ん…?
中々トイレを流す音が聞こえない。まだ踏ん張っているのか…。

ジャァー。

しばらくして水が流れる音が聞こえた。何をしていたのだろう…。

院ちゃんがトイレから退室。社畜も時間差で隣の個室からログアウト。よし、早速交渉グッズを回収&排泄臭を楽しむぞぉぉぉ…。 ルンルン気分で御手洗のノブに手を伸ばそうとした瞬間…っ!

「お疲れ様…です」

バリカン!! お前まさか…。

「ちょっと失礼します」

御手洗in…。せっかくの陰ちゃんの出したてホヤホヤの下痢便臭が…。畜生…。おまえの排泄なんて降格してからもう何十回も交渉してるから、ほとんど価値がないのに…。返せよ…。返してくれよ下痢便臭!!

バリカンサーン…。コウショウオネガイシマース。

それでも一応交渉の声掛けはした社畜であった。

NEXT▶︎
壁に耳あり社畜あり。
陰ちゃんのモデルデビュー戦は想像以上に壮絶だった…。そしてそれは陽ちゃんにも影響が…。セカンドのサプライズ退職での腹いせに巻き込まれてしまった20歳コンビの未来はいかに…。
次回「剛毛脱糞レディースデイ 視覚編」

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