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爆ギレカントリー④ 「MAXハート」

「いや……これは……あの……」

BOSSが職員室に出現してから、酸素濃度が明らかに薄くなっている。そんな呼吸困難必死の状態で真っ先に口を開いたのはなんと「バリカン」であった。
リーダーという手前、上司に対して状況説明の義務があるからなのだろうがやはり何か鼻につく。

「仕事内容の意見のすれ違いがあっただけです…。
解決するので問題ありません。」

平たく言い過ぎだろう。しかも原因は貴様だよ。
でもBOSSが絡むと更に面倒なことになるから、その回答はある意味適切かもしれない。

《ふーん。じゃあ解決したらとっとと仕事して。
こんなにわちゃわちゃして誰か感染病になってたら、全滅だから。バリカンが1番分かってるでしょ?》

バリカン感染事件は何時でも尾を引いている……。

「はい!申し訳ございませんでした!」

ふーっ…。とりあえず一難去って…

「……BOSS。何でバリカンがリーダーなんですか…セカンド先輩が1番リーダーに相応しいですよ!」

……また一難。ぶっちゃけありえないよカントリー。

次回は過去編に移ります。
文字だらけですみません。
明日は動画何本かいきます…。
夜分遅く失礼しました…。おやすみなさいませ。

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