社畜HA2ARD 〜HENTA1 ZER0〜

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終焉の向こう側…。
それは始まりに過ぎない。
集えHENTAI。ゼロからスタートだ。

※画像は社畜キャラの陰毛で出来上がっております。
苦手な方はクリックしない方が良いと思います。

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794

セカンドファンの私が疲れに負けて寝てしまった…セカンドオンリーなので時限動画期待してます。お願いします!

795

笑顔で抜いてしまった。セカンド、おまえがナンバーワンだ。

796

コメントありがとうございます!

>>793 最後は私服でした…。
しかし個人的にはウィンナーセカンドが
お気に入りです。
ご飯食べてる時の顔ってすごい興奮します…。

>>794 セカンド推しありがとうございます!
時限動画も作りたいと思っています!
誰か社畜にパソコンを恵んでください…。
今スレで投稿できるように努力致します…!

>>795 股間から元気玉が出そうですね

798

セカンド覚醒編 プロローグ①

「初めてのこども参観」から数ヶ月…。
職場の空気が以前と比べてガラッと変わった。
主に変化があったのは以下の通り
・セカンドがチェルシーに依存している
・はざーどがチェルシーに敵意を持っている
・カントリーがセカンドに構ってもらえない
(セカンド本人はちゃんと接しているつもり)
・せーりが何か企んでいる

そして…マエノという職員がやってきた…

「あーあほんと容量悪いわー。ここ。リーダー? みんなの教育しっかりできてんの?」
入社してまだ僅かだというのに図々しい口調で、研修担当のバリカンに愚痴を吐くマエノ。
自分より年下だとはいえ、一応上司だぞ…。

「…。うん、みんなしっかり研修受けてるよ…」
立場上、意地を張ってタメ口で答えるバリカン…
どっちもどっちである。

マエノは以前、他の病院でヘルパーとして勤めて
いたが一身上の都合で退職。
それから社畜病院にて事務で働いている夫を頼りに入職をしたという流れだ。
ここでの担当はもちろんヘルパーである。
そんなマエノは決まって「前の職場では〜」と、以前の仕事場と比較して社畜病院での業務に対して難癖をつける習性がある。非常に厄介だ…。
皆様の職場にも1人くらいはいるはず…。

「ったく…なんだよあいつ…」
「リーダーもガツンと言ってやりゃいいのに」
「無理だろ。あのタイプはリーダー苦手だし」
双方ともに外野からクレームが発生している。
モブ職員たちも陰口しか言わない。
行動に移せないのも同罪だぞ…。

「副リーダーは? ああいうの大好物でしょ」
「いやぁ…。ガーディアンさん異動してから
なんかこう…腑抜けになっちゃった感じ…?」
「すっかり変わっちゃったよな〜」
頼みの綱でもあるセカンドもガーディアンの件で
すっかりメンタルをやられてしまっている…。

「前の職場ではみんなビシビシ動く人が沢山いたのになー。ここの人たちってマイペースすぎ。
真面目に働いてるほうが馬鹿みたい。あーあ」

結構ストレスになるマエノだが、言うだけあってかなり動ける人妻だ。実際に3人分くらいの仕事をかなり効率よく進めることができる。
セカンドと同じく性格を除けば優秀な人妻…
もとい、人材だ。

「…で、今日の研修はこれでおしまい?
前の職場に比べたらかなり楽なんだけどー。
これでキツイって人いるの? 結構やばいよ?」
うるせぇマエノ…。

「ところで、ここの頼りない職員さん達は『ライセンス』は持ってるの? 」

「…うん。持ってる人は持ってる…よ」
ぎこちない返事をするバリカン。
背伸びしたその話し方が気に食わない。
そう。
今回はその『ライセンス』がテーマとなります。

799

セカンド覚醒編 プロローグ②

『ライセンス』

それはとある資格のことを示す。
筆記テストオンリーで頑張れば誰でも取得できるはず…。難易度はそれほど高くない。
ヘルパーとして持っておいたほうがいい資格だが
別に持っていなくても大丈夫な資格である。
でも取得しておいたほうが今後のキャリアで役に立つかもしれない資格でもある。
あ、でも「持っときゃ良かった〜」と絶望的に
後悔する資格でもないので何とも言えない。

結論:あってもなくても別に良い資格


「ちなみにリーダーは勿論持ってますよねー?
『ラ・イ・セ・ン・ス』」
マエノが嫌味たっぷりに敬語を使う。

「…………」

それから数日後
朝礼にて
「あ…。みんな…。突然なんだけど…
『ライセンス』の受験エントリーしといたから」

バリカンがとんでもない暴挙にでた

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セカンド覚醒編 ①「その後のみんな」

プロローグから数日後…。

「……。これ受けなきゃいけないの?」

セカンドが困った表情でチェルシーに訴える。
もちろん『ライセンス』についての話だ。
ここは食堂。社畜はいつもの如く盗み聞きなう。

「仕方ないだろ…。リーダーが急に変なスイッチ入って決めちゃったんだからよぉ」

バリカンのことを少し小馬鹿にするチェルシー。
結構面白い。

セカンドと和解してチェルシーは大分丸くなった
体型も更に丸くなった。
こども参観の件からチェルシーはセカンドの良き理解者となりガーディアンの代わりにお世話をしている。

「本当は独り立ちして堂々とありのままのセカンドで過ごしてもらいたい」というガーディアンの願いも虚しく、今日もセカンドは依存している。

今回の受験騒動の一件はバリカンとマエノの
「『ライセンス』持ってないと恥ずかしい問題」が原因だ。 先の朝礼にて突如、強制エントリーを施行したことを発表したバリカン。
取得していないほとんどの職員が対象となる。

「…こんなの持っていても何も役に立たなそう」

思ったことを素直に口にするセカンド。
しかしこの『ライセンス』がセカンドの今後の未来に大きく影響することとなる…。

「せんぱ、……ぁ…!!ヒィ!!!」

カントリーが食堂に突入してきた。
が、チェルシーの姿をみて驚いてる。

「…失礼だなー。
いい加減びっくりするのやめろって」

チェルシーが呆れた口調で反応する。

「…ご、ごめんなさい! 怖くって…。ぁ…」

カントリーは(しまった!)という顔をするが、
チェルシーはフッと笑い、やり過ごす。

この2人も以前とは違う関係にある。
チェルシーはカントリーを「落ちこぼれ」と評価していたが、セカンドから彼女は頑張り屋さんということを聞いて少し考えを改めている。

一方チェルシーに対して
変わらず怯えているカントリー。
無理もない。あれだけ破壊的で怖いチェルシーが急に仲間チックになるのだから…。
それでも何とか会話は成立している。
ぎこちないけど…。

しかし社畜は見逃しはしない。
カントリーのチェルシーに対する目つきを…。
(かなり怖い。殺気一方手前といったところ)

ほら…今もしてる。

803

セカンド覚醒編 ② 「マエノ襲来」

一方、喫煙所でも『ライセンス』の話題が…

「えへへー。これもしもウチらが受かって
リーダーだけが落ちたらめちゃ面白いよねー!」
「うっす」

ラッパーと武道がタバコの煙に包まれながらもしもトークを楽しんでいる。
彼女らも強制エントリーの被害者であるが、不思議とやる気はあるようだ…。

「にしてもさ、マエノってやつ。リーダーに対しての態度は別にウェルカムだけどウチらのことも舐めてるのウザくない?」
「うっす」

ラッパー達もマエノの事を敵視しているようだ…
新人の中でも群を抜いて態度が悪いマエノ。
しかし「できる女」なので面と向かっての文句が言いづらいのが現実である。
なのでこのような陰口大会が開催されてしまう…

「くっさ…。まだ紙タバコの人いるんだー」

噂をすればマエノの登場である。
彼女もまた喫煙者である。しかも加熱式。

「…っ! ぁ、いや紙のが美味いんで。はい」

あのラッパーが微妙に敬語を使っている。
マエノはそれほど一目置かれる存在なのだ。

「ふーん。ガラパゴスだねー。そういえばさ?あんた達、リーダーのことどう思う?」
面白い質問がきた。

「リーダー? うーん…。
頭カチカチで面白くない人って感じっすね」
「うっす」

同感である。ちなみに彼女達は知らないだろうが
バリカンはう○ちもカチカチである。
回収するときに棒の先っちょにがっつりとした、固体が付着していることが大体である。

「あははー。そうねそうねー! 分かるー!」
マエノが一服しながらゲラゲラ笑う。
それに釣られて笑みを浮かべるラッパー達。

「…でもね。あんた達はそれ以下だよ。ヘラヘラ笑いながら仕事してるとかありえないから。
見てて結構不愉快。それを注意できないリーダーだからこの職場はダメなんだよなー。前の職場に比べたら〜」

始まった…。マエノの前の職場との比較。
ちなみにバリカンはしっかり注意してます。
そいつらが言うこと聞かないだけです。はい。

「…ということでー。お先ー」
言いたいことだけ言い、先に退室するマエノ。

「…んだよ。あいつ」
タバコを灰皿にグシャグシャと擦り付けながら、愚痴を吐くラッパー。愛するラッパー殿。
どうか社畜に根性焼きをお恵みくだされ…。

そしてドMな社畜は見逃さなかった。
この一部始終を「せーり」が遠くの方から見ていたということを…。

804

セカンド覚醒編 ③ 「ブレるバリカン」

ィ…ブリィ…ブリュ…ビビィ!!

肉付きの排泄音を1枚壁越しで楽しむ社畜。
至福の時である。
肉付きは必ず15時位になると(大)をする。
このルーティンはもう何年も続いている。

そんな壁越しのお話は休憩室にも通じる。
社畜の本拠地である医務室と休憩室は隣通し。
よって壁に耳をくっつければ大体の会話は聞こえてくる仕様だ…。聞こえる…。バリカンの声が…

「…みんな巻き込んじゃったけど、これで良かったのかな…」

自信なさそうにバリカンが誰かに相談をする。
いや、自分でやっておいてなんやねんその後悔。

「リーダー、大丈夫ですよ! 皆、資格を持つことで仕事に対する姿勢も絶対変わります!
逆に取得できなかった人達はこれを機に大人しくなりますよ! 大体のメンバーは検討つきますけど…」

ラッパーに謝れ!はざーど!

はざーど。彼女は根っからのバリカン信者だ。
現に自分勝手な判断に後悔している芯がブレブレのバリカンを無理矢理正当化している。

「そうだよね…。ありがとう。でもすごいよね。『はざーど』はもう『ライセンス』持ってるんでしょ? 羨ましい…」

その道の専門の大学を卒業すればおまけでついてくる『ライセンス』。
はざーどの他に、せーりも自動で取得している。

「い、いえ、そんな大したものではないです…
リーダーならばすぐに取得できますよ!
よ、よければ私が勉強…教えましょうか…?」

声で分かる。
はざーど、めちゃくちゃ嬉しそうやん。
なんか腋からムンムン何かを出してそう…。

「え…いいの? 嬉しい! でも、あのさ…?」

バリカンが何か要求したそうな口ぶりである。

「…分かってますよぉ!
皆の前では勉強の事は一切口にはしませんよ!」

あくまでも自分の力で『ライセンス』を取得したという事実を残したいバリカン。
プライド高すぎだろ。カリン塔並だろ。
ケツ穴に仙豆詰め込むぞおっすオラ社畜。

ということで「はざーど」先生による秘密特訓がスタートすることとなった。

社畜は聞き逃さなかった。
はざーどが休憩室から出た後に
「ふぅー。換気、換気ー」と窓を開けていたバリカンの独り言を…。

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セカンド覚醒編④ー1 「初対面」

「…そこやっといて。私あっちやっとくから…」
冷静な表情で指示を出す副リーダーのセカンド。
今日の現場を仕切るのは彼女だ。

以前より怖さは減ったものの、クールな対応は変わらない。無駄なことは喋らず淡々と物事をこなすセカンド。

「せんぱぁい! こっちOKですぅ!」
カントリーはいつもと変わらず元気いっぱい。
セカンドのことを皆「副リーダー」と呼んでいるのに、彼女だけは何がなんでも「せんぱい」で通す。過去にバリカンに「役職の意味わかる?」と注意されているのだが、直す気配がない。

「了解…。じゃあ次は…」
カントリーのペースに決して巻き込まれないセカンド。私語一切なしで指示を出す。

「…はーい!あ、 せんぱい!
昼休憩、一緒にご飯食べましょ? 約束〜!」
カントリーはウキウキしながら指示されたフロアへ向かう。そのフロアは交渉用の御手洗がある。
あとでカントリーに交渉でもするかな…。

「へぇー。まともな人もいるんだねー。ここ」
うわっ…。マエノがきた…。

「副リーダーのことですか?
仕事はできる人ですよ。性格はちょっと…」
しかも今日のマエノの担当は「せーり」ときた。
社畜of社畜のせーり。サービス残業LOVE。

「いいんだよー。そういうので。前の職場でも、性格やばいけどホイホイ仕事こなす人たくさんいたしー。そっちのほうが全然捗るよー」
そんな前の職場が恋しいのなら帰ればいいやん…

「でも副リーダーはマエノさんが思ってるほど、完璧な人じゃないですよ? ほら」

せーりが指を指す方向にはチェルシーがいた。

「副リーダー?
もうこっち終わるけどそっち手伝う?」
チェルシーの声に反応するセカンド

「え、ほんと? 早いね!うん、ちょっと人手が足りなくて…。でも無理してない?大丈夫?」
急に口調が柔らかくなり、多弁なセカンド。
チェルシーに心開きすぎだろ…。
その対応を他のみんなにもしてあげたら、
君は即リーダーに昇格出来ると思うぞ…。

「あー。はいはい。理解しましたー。あれじゃ、ダメだね。前の職場だったら干されてる。
役職持ちなら尚更。全然皮むけてないねー」

おいマエノ。最後の一言余計だぞ。
社畜の被ってるブツをケツ穴にねじ込むぞ…。

「チェルシー?あの人…」
セカンドがマエノの存在に気づいた。
そう…セカンドとマエノは初対面である。

交わってはいけない2人が出会ってしまう…

808

セカンド覚醒編④ー2 「握られた拳」

「あ、副リーダー! お疲れ様です!
こちらはこの前入職したマエノさんでーす!」

せーりがセカンドにマエノの紹介をする。

「どーもー。よろしくねー。副リーダーさん」

初対面なのに口の利き方がなっていないマエノ。

「…うん。よろしく」

セカンドが敬語を使わないのは今に始まった事ではない。通常運転だ。そして相変わらず無愛想。

「ところでさ?副リーダーさん?
あなたの役割ってどんなことをするの?
前の職場にはそんな役割なんてなかったから。
気になっちゃってねー」

出ました。マエノ節「前の〜」

「…特に何も無い。リーダーが困ってたら助けてあげるってくらいかな」

正直に答えるセカンド。その通りである。
社畜病院での役職は「リーダー」だけで十分成立する。
実際にひと昔前の体制では「かえで」1人で何とかやっていた。今の体制が異例なのだ。

「ふーん。さそがしリーダーはお守りが必要なんだねー。まぁでもこの前研修についてもらった時に薄々そんな感じの娘なんだろなって思ったー」

言いたい放題言うマエノ。
でも的を得ている。社畜もうんざりしている…。

「おい…今なんて言った?」

バリカン信者のチェルシーがセカンドの後ろの方からノシノシと近づいてくる。
胸もタプタプ揺れている。

この後、口喧嘩じゃ済まなくなる可能性が高い

そう察知したのかセカンドは自然とチェルシーの動線上に立ち塞がる。
歴戦の猛者は状況判断がとにかく早い。

「なにー?こわー!誰あの野蛮な人ー?」

わざとらしくせーりに抱きつきながら煽るマエノ

「あー、あれはチェルシーさんです。
正義感がとても強い人です。真面目系です」

解説する「せーり」。ポケ○ン図鑑かお前は…。

「ふーん。何か『正義』っていうのを勘違いしてそうなタイプだね。怖いし、人望薄そう」

「…ッ!」

マエノのその一言に咄嗟に動き出そうとするセカンド。今度はチェルシーがさりげなくセカンドの手首を掴む。その手には拳が握られていた。

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